大地震以来ブログの書き込みがずっと止まっていました。余りにも大きな出来事だったので、僕自身この先何をしなければならないか？という夢を見失ってしまいました。美しいもの・豊かなものといった事柄は生命の危機といった事の前には余りにも無力で、幸いにも身内に死傷者が出るといった事はなかったのですが、自分仕事の社会に対する確信みたいなものが基礎から崩れてしまったような気がしてなりませんでした。原発から相当離れた稲ワラからも規定量以上の放射能が検出されているように、森林に生えている木もきっと放射能が付着しているだろう事は想像できる。そうなると、被災地の林業･製材業はたいへんなことになる。もし、カラマツや杉、その他多くの木材が放射能を吸着して閉じ込めてくれると、いったような事が研究・発表されたならば日本の林業のみならず未来にたいして真剣に取り組めるのになぁ！なんておもっている。一個人として何が出来るかという事で悩んでいるよりは、新木場というブランドを通して日本のよりよい未来作るために貢献したい。先端産業のみが社会を牽引しているを言うのはある意味間違った認識で、第一次産業の先端化がこの先の大きな鍵になってくるのではないだろうか？ソーシャルネットワークが社会を変えていくのではなくて、ソーシャルネットワークを使った人々が社会を変えてゆくのだと確信しています。