幅600以上の一枚ものの木は機械で削れないために、熟練の職人が一枚一枚手で削ります。

南洋材などの堅い木はザンダー（紙やすり）出仕上げますが、屋久杉のような高級材は鉋で仕上げます。

足の部分はテーブルのデザインを決める上で非常に大切な所です。＜の字型の簡易的な足を使う事が多い中、同じ杉の材料で足の高さや、太さ　ぐらつかない様にする為の梁の部分までも計画的に製材をして下ごしらえをします。たかがテーブルされど一つの建築物と同じなのです。

一つ一つの部材を誤差なく切り合せてホゾ接合します。

狂いの出ないように、クランプで締め上げて接着剤の乾くまで、圧着します。

表面をキズや汚れから守るために塗装を施します。

ミクロの厚さの塗装を何層にも塗り重ねてはペーパーで研ぎだして、下地を均一にして行きます。

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